2025年9月29日(月)、CPA会計学院の山本健太郎講師が秋田県秋田市の公立大学法人国際教養大学で、在校生に向けて「会計プロフェッショナルを軸にしたキャリアと挑戦」と題し、勉強会を行いました。

この企画は、国際教養大学の学生団体「AIU Cedar Society」との取り組みにより実現したものです。公認会計士の資格や知識を実際にどう生かして自身のキャリアを拓いていくのか、学生の方々からのリアルな悩み、葛藤、ご質問に、山本健太郎講師が答えていく形で進みました。

「公認会計士試験の合格を志すというところまでは覚悟が決まらないが、その道の職業にはつかなくても会計の勉強はしておいた方がいいのか、その場合、なにか良い中間目標はあるか」という質問に山本講師は、「会計はどんな仕事をするうえでも学んでおくと役に立つ分野で、公認会計士はその学びの中でも最高難度だが、中間目標としては簿記やUSCPAがある。簿記であればCPAラーニングというプラットフォームで、無料で学習が可能」と答えました。

また、「勉強を長期間続けるためにはモチベーションの維持が必要だと思うが、そのあたりはどう工夫していたか」という質問には、「自分の場合、公認会計士の勉強中は朝9時半に予備校に行って予備校が閉まるまでいる、ということをただ決めていた。モチベーションを維持しようと考えず、型を作ってそれをやると決めるのが大事」という回答がありました。

終盤では「山本健太郎講師からのお土産」として、国際教養大学の学生様をCPA新宿校へご招待する企画も発表されました。

終了後には、「さっそく簿記から勉強してみたい!」「わからなかったとき、先生に直接質問していいですか?」という声も多く上がっていました。参加者それぞれに気づきのある、良い交流の場となったと思います。

学生団体「AIU Cedar Society」の皆様、ご参加くださった国際教養大学の学生の方々に、感謝を申し上げます。


▼山本健太郎講師について

公認会計士、株式会社SoVa 代表取締役

<経歴>
慶應義塾大学在学中に公認会計士試験に合格、大手資格学校にて公認会計士講座講師を務める。
卒業後は同級生が起業した不動産系ベンチャー企業にて、取締役CFOとしてバックオフィスや資金調達、新規事業統括を担当。
2019年9月にCFOを退任し株式会社SoVaを設立、税理士などの士業とテクノロジーをかけ合わせた新しい形の会計事務所「SoVa」を開発・展開する。
Forbes JAPAN 30 UNDER 30 2023「世界を変える30歳未満」選出
CPA会計学院 公認会計士講座 講師
一般社団法人スタートアップ協会 監事

▼関連リンク

公立大学法人 国際教養大学
https://web.aiu.ac.jp/

株式会社SoVa
https://sovagroup.co.jp/